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日産 ティーダ フロントバンパー交換

2019/01/11

湯河原町で車修理を行っている山本鈑金工業です。

本日は日産 ティーダ フロントバンパー交換の保険修理についてご紹介します。

 

弊社のお客様が、相手方のお車にガソリンスタンド内でぶつけてしまったそうです。事故直後にご連絡をいただき日産 ティーダ同等クラスのレンタカーと引き換えにお預かりとなりました。(弊社お客様のご紹介になりますね...)

画像ではわかりにくいですが、塗膜が広範囲に渡りひび割れしています。

左フロントフェンダー取付部は、バンパーの変形で外れています。

フロントバンパーには、補修の跡がわかるような塗膜状態やマスキング跡が複数ありました。このようなパターンは色々と問題が発生します。

今回のフロントバンパーは修理が可能か?と聞かれれば答えは...修理は可能です。プロの修理業者は事故やぶつけたりしたとしても、何事もなかったような状態にするのが努めだと弊社は考えています。お客様のお車をお見積りさせていただいた時に、修理箇所がわかるような状態をいくつか発見しております。例えば修理で復元した場合、別の業者が修理を怠った箇所を弊社が修理する事になるのです。(違和感しかない話なのですが...)通常でしたら、このような状態はお客様と相談してから修理をします。

しかし、今回の修理は保険修理です。

何事もなかったようなお車に修理するのが弊社の努めです。

今回のフロントバンパーは新品で塗装済みの部品が通常なら入荷します。しかし、日産部品のフロントバンパー塗装工場の問題で塗装なしの部品で納品されます。このように部品を製造している場所や部品を塗装している場所が違う場合もあります。(塗装工場の火災によるトラブルだそうですが...)

納品された部品をキズ等がないか、変形がないかをしっかり確認した後に、足付け、脱脂、バンパープライマーを塗装します。

バンパーの素材はPP(ポリプロピレン)です。納品部品は表面がツルツルの状態です。バンパープライマー、プライマーサフェーサー塗装後にボディ色塗装の工程へと進むのですが、バンパープライマーの前段階で足付けを丁寧に行うことが重要です。

この画像は足付け作業後の状態です。

①→足付け ②→脱脂 ③→バンパープライマー塗装 ④→プライマーサフェーサー塗装 ⑤→プラサフ研磨 ⑥→脱脂 やっと塗装段階へと移るわけです。

ここまでの工程を部品のみ納品の場合は作業が多くなります。(外車部品等は塗装済みで納品されません)

弊社では、国産問わず外車も多く入庫する為、作業は手慣れていますが...この作業がかなり大変です。

保険のアジャスターさんは、「ここは...こうですから。この工賃でお願いします。」と簡単に言われます...よく言われます...「作業しているのは、うちらですけど...」とよく思います。苦笑

「ホントにお客様の事を考えているのかな?」と考えます。書けない話も多いので置いておきますが...笑

弊社は常にお客様目線で第一に考えます。作業上、大変な事が多くても一番お客様にとって良いのはどれか?を現場で話し合い作業していきます。

フロントバンパー・左右ヘッドライト等が脱着された画像です。

 

右フロントフェンダー・右サイドスポイラー・付属品等が脱着された画像です。

左フロントフェンダー・左サイドスポイラー・付属品等が脱着された画像です。

左右フェンダー?左右ヘッドライト?なぜ脱着?と思いますよね?今回の修理はフロントバンパー交換のみです。フロントバンパーはこの車に合うよう調色して塗装します。

車の塗装は何種類も混ざり合って各メーカーで様々なカラーを出しています。同じ塗料・同じ分量・配合・気温・湿度すべてが同じになることはありえません。(なったとすれば塗装職人さんの仕事量はだいぶ減りますね...笑)それは生産工場でも同じ事です。

プロの職人さんが色の調色をするのですが、完璧に決まった。どこから見ても同じ色になったとは言えないのです。人間の目の錯覚で同じに見えているのです。正確には同じように見えているだけなのです。

そのようなトラブルをなくすためにフロントバンパーの隣接部分(今回は左右フロントフェンダーのバンパー隣接部にフロントバンパーと同じ色を塗装します。業界用語でボカシ塗装です)左右フェンダーを脱着して塗装します。脱着するのは隅々まで色やクリヤー塗装が行き届かないのを防ぐ為です。ティーダはフェンダー上部フロントドア側、隣接部分に小窓があります。お客様了承済み(マスキング施工)のみ外さないで塗装しますが、弊社ではトラブルを未然に防ぐ為にも脱着します。

ヘッドライト・フェンダー周りをマスキングして塗装する工場もありますが、脱着するだけの作業をなぜ選択しないの?かと同じ業者として不思議に思います。

左右フロントヘッドライトも同様です。

 

この画像を見て下さい。左ヘッドライトの画像ですが、ライト下部分に前回修理した時に付着した色が塗装されています。丁寧にマスキングすれば防げるトラブルです。例え丁寧にマスキング作業したとしてもこのように隣接部品が塗装されてしまうリスクは少なからず残ります。

 

この状態はお客様にしっかりとご説明させてもらいました。

各種 左右フロントフェンダー・左右フロントヘッドライト・付属品・フロントバンパーを組み付けします。ヘッドライト調整をして完了です。(ヘッドライトを脱着したことにより光軸がズレたりするのを調整する為)

日産 ティーダの塗装肌に合わせるように左右フェンダー・フロントバンパーを丁寧に磨いて完成です。サービス洗車をしてからの納車です。

この度は、数ある修理業者の中から湯河原町 山本鈑金工業にフロントバンパー修理の依頼を頂き誠にありがとうございました。