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スバル レヴォーグ修理

2019/03/08

神奈川県湯河原町で車修理を行っている山本鈑金工業です。

本日は湯河原町にお住まいのA様からお預かりしたスバル レヴォーグの修理をご紹介します。

新規登録後まだ数か月の新車です。

 

 

 

左リヤドア・左クォーターパネル・左サイドスポイラーに損傷が確認できます。

左サイドスポイラーを脱着して修理します。

損傷部の傷を削り落とし僅かな凹凸をなくす為に、パテを薄く盛ります。この後に専用設備でしっかりと加熱乾燥させます。パテを削りながらリヤドアパネル&クォーターパネルとのチリを合わせる為に、何度か取り外し→取り付け→取り外しを繰り返しパテを仕上げていきます。

 

 

左リヤドアパネル&左クォーターパネルを丁寧に板金してパネルを元の状態に復元していきます。

リヤドアパネル&クォーターパネルの損傷は〇印部分のパネルとパネルの高さが1cmぐらい損傷でズレていました。クォーターパネルを板金修理しながらリヤドアパネルも板金修理して元のパネル状態になるよう合わせながら直していきます。

僅かな凹凸はパテを薄く盛り修理していきます。加熱乾燥をかけパテの中まで硬化させてパテを研いでいきます。

 

 

 

 

リヤバンパーの左側ショートスポイラーにも擦り傷がありました。

傷は深くないのでペーパーで削りプライマーサフェーサーを塗装しての修理になります。

 

 

左リヤドアパネル&左クォーターパネルのパテを研いでからプライマーサフェーサーを塗装した画像です。

この後に加熱乾燥をかけていきます。

左リヤドアパネルが閉じた状態ではプライマーサフェーサーが、塗装できないので開けた状態でも塗装する必要がありました。

外見だけではなくドアを開けないとわからない部分までも丁寧に直していきます。

内外を新車と同じような何事も無かったような状態にする事を常に心掛けて修理しています。

左リヤドアパネルを脱着した画像です。

リヤドアパネルを脱着する事によって左クォーターパネル塗装時の妨げになる部分を軽減できる事ができます。リヤドアパネルの脱着は簡単です。

補足になりますが車修理業界には指数と言って、実務経験3年程度の職人さんを元に数値が発表されています。

このお車スバル レヴォーグですが、リヤドアパネル1枚の脱着時間は30分と発表されています。修理業界では簡単にお話すると1.0指数=1時間とイメージしてください。

リヤドアの脱着指数は0.5(30分)になるのです。リヤドアだけの脱着でしたらボルト4本&ドアのストッパーに付いている+3本。あとは配線が付いているのみです。

レヴォーグのリヤドアを脱着だけでしたら弊社では5分もかかりません。その僅か5分で塗装時の妨げがなくなります。、結果的にお客様のお車が完璧な状態に復元できる修理を提供できるのです。

この他にドアに付属している部品のアウターハンドルやドアのウインド部分のモールも同時に外しておきます。車修理ですが部品を脱着すれば何も妨げにならないのにマスキング施工で修理する業者さんが圧倒的に多いです。弊社では、お客様に説明なしでのマスキング施工は致しません。

プロの職人さんからマスキング施工での修理をオススメされたとしたら、お客様の為になっていないと申し上げておきます。費用を抑えたいからと言われてマスキング施工なら理解できます。部品を外す=部品が壊れるリスク&時間が増えるのは事実ですが、そのリスクを無くす為にマスキング施工するのです。お客様に説明なしでの施工は業者の都合でしかありません。

 

弊社では、ドンドン部品を外します。脱着します。=車にとって1番最良な修理方法になるのです。この業界、私達職人達も車が好きな方が多いです。だから仕事に選んでいるのかもしれません...自分の車が1番最良になる修理方法があるのならその方法を選びますよね?プロの職人さんから説明をしてもらい修理方法をお選び下さい。

弊社では、普段から脱着での修理を基本にしていますので脱着に長けています。部品が壊れる&時間がかかる事をリスクと考えていません。

職人さんの腕が良ければ部品も壊れません。職人さんの腕が良ければ、先程申し上げました指数時間も大幅に短縮できるのです。=お客様に還元できると弊社では考えております。

 

 

リヤドアパネル・クォーターパネル・サイドスポイラー・リヤバンパースポイラーの4点を板金塗装修理をしました。

塗装したパネル等をスバル レヴォーグのオリジナル塗装肌に合わせ磨いていきます。

取り外していた各部品を組み付けます。点検作業等も2人1組になり行います。弊社では修理担当していない職人さんにも細かく点検してもらう作業を+αで行っています。ロボットではないのでミスもあります。そのミスを未然に防ぐ事ができるのが2人1組チェックになります。

新車のスバル レヴォーグ修理。どこを修理したかわからない何事も無かった新車状態に復元させる事が出来ました。部品は小さい部品を含めひとつも交換なしでの修理が可能になりました。

この度は、湯河原町にある山本鈑金工業にスバル レヴォーグ修理をご依頼頂き誠にありがとうございました。

いつまでも愛車を大切にお乗りください。