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いすゞ エルフ

2019/03/18

湯河原町で車修理を行っている山本鈑金工業です。

本日は、いすゞ エルフの修理をご紹介します。

フロントパネル〇印の部分に損傷が確認できます。

損傷箇所の拡大画像です。

タッチペイントされていますね。フロントパネル大きく凹んでいます。

今回の修理ですが、お客様が仕事で使っていない3日間で直す事にしました。

限られた日数しかありません。重要なのが部品になります。この部品足りないから発注しようでは間に合いません。 どこまでの部品が必要かの的確な判断が大切になります。弊社では車種に問わず大型車まで修理を行っているので、このような時にも対応できるのです。

 

このフロントパネルは交換で速やかに修理をする事にしました。

部品を予め発注してからお客様の予定日に入庫しました。

簡単に手順をお話ししておきます。

1.入庫前に必要な部品を揃えておくこと。

2.入庫後に修理の付属品を脱着すること。

3.損傷フロントパネルを新品交換すること。

4.他、必要な修理をすること。

5.塗装の調色合わせ、塗装の下準備をすること。

6.塗装完了。塗装乾燥してから脱着した部品や付属品を組み付けすること。

7.各種点検作業・最終確認。サービス洗車して完成の流れになります。

 

フロントガラスの脱着作業をしておきます。

フロントバンパー、ラジエーターグリル、フロントパネル左右のサイドパネル、左右ミラー、左右ヘッドライトを脱着しておきます。

外側部品の脱着はこのくらいになります。

 

脱着作業する前の車内画像になります。

 

外側のフロントパネル交換は溶接するので、中の部品等を脱着しておく必要があります。

名称は、インストルメントパネルと言います。

部品を脱着していきます。

 

 

様々な部品を取り外した画像です。

このような状態になります。メーターパネル、パネル付属品、ヒーター付属品、配線多数等を脱着しておきます。

この状態になるとフロントパネル交換時に溶接での作業が可能になります。

交換後には、防錆処理も行っていきます。

フロントパネルを取り外すとこのようになっています。

画像左側のウォッシャーノズル部分も損傷していますね。

中の損傷パネルを交換。

外側のフロントパネルを交換しました。溶接部分にプライマーサフェーサーを塗装してシールします。加熱乾燥後に、交換したフロントパネル周りに交換前と同じようになるようオリジナルシーリングを施工しておきます

ラジエーターグリルの傷は浅かったので、足付け作業段階で消しておきました。

この後に、塗装へと移ります。

交換したフロントパネル画像になります。

外していた各部品を組み付けしました。フロントパネル等を丁寧に磨きました。

最後にフロントガラスを取付します。各種点検・最終確認を2人1組で行います。

 

完成です。

何事も無かったお車になりました。修理期間は3日間です。

1日目.パネル交換・シーリング施工まで。

2日目.フロントパネル・ラジエーターパネル塗装・乾燥・中側防錆処理・中側インストルメントパネル組み付け。

3日目半日.パネル磨き・外側部品・フロントガラス組み付け・点検・洗車。

この度は、湯河原町にある山本鈑金工業へいすゞ エルフの修理をご依頼頂き誠にありがとうございました。