BLOG

熱海 法人様 ホンダ ステップワゴン

2019/05/11

湯河原町で車修理を行っている山本鈑金工業です。

本日は、熱海市の法人様からのご依頼です。ホンダ ステップワゴンの修理をご紹介します。

 

左側の画像です。

左フロントドアの下部損傷。

左サイドシルガーニッシュ&左サイドシルの損傷です。

サイドシルガーニッシュが外れそうですね。

中も確認できますが、損傷がそこそこひどいですね...

 

まず初めに必要部品を発注しておきました。

発注ですが入庫してからではなく車両引取後、すぐ発注します。

ここのタイミングが遅れると納車が1日、1日と遅くなります。

経験からこの修理の最低限必要なパーツ等を、瞬時にイメージして必要部品を発注します。

今回の修理では、サイドシルガーニッシュ(塗装済)&左サイドシルブラケットの2点だけ発注しました。

入庫後すぐにフロントドア下部の板金(鈑金)修理します。パテを薄く盛りつけ専用設備で乾燥させます。

左サイドシルブラケット部がひどく損傷しています。

矢印部の部品が車両側には溶接されて取付されています。

黒色パネルが新品ブラケット部品です。

 

 

画像はブラケットを取り外した画像です。

外した部品以外の損傷を板金修理します。

板金完了後に、新品部品を仮合わせます。仮合わせが問題なく終わりました。

新品部品を元の取り付けされていた場所に、溶接で取り付けします。

新品部品が元あった場所に取り付けされました。

足付け作業後に、新品部品周りにあったシーリングをオリジナルに再現して元通りにさせます。

プライマーサフェーサーを塗装後に塗装へと移動します。

フロンドドアのパテを丁寧に研いでからプライマーサフェーサーでシールした画像です。

この時点で塗装時の妨げになる付属品を取り外します。

画像〇印箇所の、ドアミラー・ドアベルトモール・アウターハンドルを脱着しました。

他工場で、マスキング施工で塗装がかからないようにする業者さんが大半ですが、ハッキリ言います。絶対にやめておいた方がいいです。

塗装剥がれの原因にもなります。あくまでもマスキングですので塗料も付着します。

新車時にマスキング施工で塗装されている場所はありません。新車塗装時のような修理を再現するからこそ、何事も無かったような車になるのです。お車売却時に査定額が下がるのは大半がこのような場合です。

査定する業者さんは、ポイントをわかっています。完璧に修理するとどこを修理したのかわからなくなります。

このようなリスクがあるのに、なぜマスキングするのか?それはその方が施工側が楽だからです。弊社では、基本的にマスキング施工は説明なしに行いません。

部品の取り外しに長けている弊社では、部品脱着を簡単に行います。脱着とマスキング施工を過去にどちらがより早いかを実験した事があります。

結果ですが...マスキングの勝ちです。しかし、そこまで大差はありませんでした。そこまで差が出ないのにマスキングする意味がわかりません。

職人さんのレベルが高ければ脱着も苦になりませんからね。仕上がりは比べる必要すらありません。どこを修理したかわからないように修理するのが職人さんだと、弊社では考えております。豆知識程度に覚えておいてください。

サフェーサーを専用設備で乾燥後に、サフェーサーを研いでいきます。これで塗装作業へと移動します。

 

 

フロントドアと取替したブラケット部を塗装後にしっかりと専用設備で乾燥させます。

フロントドアの塗装肌をホンダ ステップワゴン他パネル同様になるよう磨きます。

取り外していた付属品を組み付けます。サイドシルガーニッシュの新品部品を組み付けします。

点検&確認作業を行い完成です。

サービス洗車後に納車します。今回の修理ですが、2日間でした☆

この度は、湯河原町にある山本鈑金工業へホンダ ステップワゴンの修理をご依頼頂き誠にありがとうございました。